サッカー

僕は、ウルグアイ対ガーナのスアレスのハンドを肯定してるような人間だ。だから、日本の時間稼ぎが卑怯とかそういうのはどうでも良い。それが勝つ為に最良の選択なら。だから、コロンビア対セネガルが1-0ではなく2-0だったなら、あのボールを回す選択を応援したと思う。
いや、1-0でも確率を考えたら最良の選択なのかもしれない。しかし、最良の選択でも支持したくない時もある。
僕なら4年間の集大成という時に、自力で決める事を諦めて、セネガルが追いつかないという他力に委ね*1、全力で戦わない事でGL突破という重大な結果を得るという賭けはできない。もしその賭けに負けてしまったら、自分の気持ちを納得させられる答えが得られなくて一生後悔し続けると思うし、そもそもその後悔し続ける事が怖いから、その賭けは選択できない。全力を出して、負けた場合には、その負けを受け入れる手段っていうのはある。
日本代表の人達が、負けたら一生のトラウマになるリスクを承知でああいう賭けをしたなら凄いと思うし、他会場の速報からただ現状維持や様子見を望み、安易に賭けに流れてしまったのなら恐ろしい事をするものだと思う。どちらにせよ、それが自分で決めるより多少分の良い賭けであったとしても、僕はああいう賭けをしちゃいけないと思う。
それに決勝トーナメントは自力で勝ち上がるしかない。その決勝トーナメントを進出を引き寄せる為に、自力を捨てて、他力に任せるのはある意味矛盾した行為だと思う。自力で追いつこうとして全力でプレイした経験こそ、自力で勝ちきらなきゃいけない次(決勝トーナメントでの勝利)に繋がるものなんじゃないだろうか。


ただセネガルに、日本の最後のプレイがフェアプレイでなかったとは言われたくない。日本のあの選択のおかげで、セネガルは他力(日本が2点目を取られる)でGL突破の可能性を失い、その代わりに自力(セネガルが同点に追いつく)でのGS突破の可能性が(試合終了まで)失われる事がなかったんだから。相手がリスクを負わず降りる事によって、自力でなんとかできる可能性が残る。少年漫画なら、セネガルGL突破のフラグだ。

*1:セネガルはGL突破に向けて必死で戦っているという意味でどこまでも怖い。それを恐れないのは相手へのリスペクトには欠けていると僕は思う